2021年より株式投資を始めました。
単元株で取引開始したのが9月からです。
日本株、米国株ともに「個別株」「ETF」「投資信託」「1株投資」を取引してきました。
日本株はボックス相場でなかなか上昇せず、利益を上げるどころか損失となってしまいました。
米国株は一部の銘柄でビギナーズラックを得るも、僅かな利益となりました。
日本株での損失と合わせるとトータルは実現損となってしまいました。
原因は様々あると思い敗因を振り返ります。
含み損や実現損を作ってしまった初心者の失敗
- 株価が大きく下落してきたところを終値成り行きで買った→翌日以降も大きく下げ、含み損からの損切り
- 流行りのテーマ株に、上昇しずらくなっている時に乗っかった 半導体やEV関連株など
- 下落相場でも無理に買いに向かった
- いきなり単元株でデイトレードを始めた→最初のうちはお小遣い程度の利益を得るも、大きく損をするときが多く、大きな損失
- ファンダメンタルやチャートの分析、学習をする前に単元株で投資をスタートした
中でも「流行りものに安易に手を出した」「デイトレをした」ことが大きな損失の原因となりました。
流行りの株は上昇するときはするすると上がっていくのですが、下落するときのスピードも凄まじいです。
・地合いの悪化
・米国金利の上昇
・米国企業の成長鈍化
などにより需給バランスが崩れ、あっという間に下がってしまいます。
私は1株から投資できる会社で半導体株を買っていましたが、買った翌日には雲行きが怪しくなり、下落を始めました。損切のタイミングを決めておらず、ほかの株を買いたいと思ったときに損切したときには底値に近かったです・・・!1株とはいえかなり悔しい思いでした。
単元株にも手を出しましたが、総じて利益は得られませんでした。
初心者におすすめの投資手法
まず、やってはいけないことを列挙します。
- 下落トレンドの銘柄は購入しない
- 流行りのテーマ株には手を出さない 見学ならOK
- 東証マザーズ銘柄は値動きが非常に荒いので手を出さない
1日のうちに+1000円になる日もあれば(ストップ高)、
その逆で-1000円の日もあります(ストップ安)。
しかも、初心者にはその予測ができません。なぜこんなに上がったのか?下がったのか?疑問のまま大きな利益を得たり損失になったり、勉強にならないことが多いです。
ではどういった手法が初心者に良いのか。
下記手法で含み益になっている実体験から列挙してみます。
- 人気の株主優待銘柄を狙う
大型株が多く、値動きの荒さがあまりないので少し安心してトレードできる - 自分が事業内容を知っている会社だけ買う
- 日経平均が底打ちしたと思われる後に買う
- 生活必需品を扱う銘柄を買う
- チャートを見て少しでも上昇傾向を買う
- チャートを見て底打ちしたと検討をつけ、思い切って買う
- 本で勉強し続ける
上記手法により、5銘柄投資していますが、1銘柄は含み損で残り4銘柄は+2.5%以上の含み益となっています。
投資を始めたら、もしくは始める前から読むべき本
少し前の本になりますが、今にも通用する良書です。
私が身をもって学んだ、「急騰している株のトータルリターンは低い」理由などが詳細に述べられており、何度も読み返したい本です。
電子書籍はありません。
株を始める前に読むべき本です!わたしは実践あるのみと思い後回しにしましたが、先に読めばよかったと感じています。
・損切ラインの決め方
・購入のタイミング
・会社四季報などでの業績の見方
どれも初心者に必要な情報が詰まっており、一読の価値があります。
こちらも併せておすすめです。
機関投資家の動きはチャートに現れます。個人投資家は業績などファンダメンタルズと合わせチャートも見て売買すべきだということがよくわかります。
株式投資において勉強し続けることは大きなメリット
株を始めるとこれまでスルーしていたニュースにも反応するようになりました。
金利、雇用統計、恐怖指数などなど、学ぶべき事柄は日々発生します。
上達するためには、
- 基本的なことを書籍で学習し
- インターネット記事で毎日新鮮な情報を仕入れること
などが不可欠です。
まずは億トレやFIREなど大層なことは目指さず、コツコツ利益を積み上げてゆきたいものです!
以上になります。